C言語挫折経験者が語るプログラミング初心者にC言語をおすすめしない理由

プログラミングについてそれほど詳しくない人でも、一度くらいは「C言語」というプログラミング言語の名前は聞いたことがあると思います。

C言語はプログラミング言語の中でも古い歴史を持ち、現在も色々な場所で使われている主要言語の一つです。

よく聞く名前であるがゆえ、また、プログラマーの中には初心者が最初に学ぶべき入門のプログラミング言語としてC言語を推薦する人もいるため、C言語からプログラミング言語の学習をスタートする人がいます。

でもちょっと待ってください。

本当にC言語から始めても大丈夫ですか?

僕は現在フリーランスのプログラマーとして生計を立てていますが、初心者がいきなりC言語に手を付けることはおすすめしていません。

今回の記事では、僕も以前にC言語を身に付けようと思って挫折した経験から、初心者にとって必ずしもC言語が正解ではない理由について解説したいと思います。

C言語は難しすぎて先が見えない

C言語挫折1

僕はC言語に挑戦する前に、すでにRubyやPHP、JavaScriptを習得していました。

C言語は他の言語と比べてコードが長かったり複雑で、コードを書いて実行してもすぐにエラーが出ます。

ミスしたと思ったところを修正しても、またすぐにエラーが出る。
この繰り返しばかりで、どんどんモチベーションが落ちていきます。

もちろん他の言語でもエラーは発生しますが、C言語ほど頻繁にエラーが出るわけではないので完全に心が折れることはありませんでした。

「C言語ができないなんて本物のプログラマーじゃない」と生粋のプログラマーから叱られてしまいそうですが、C言語は本当に他のプログラミング言語と比較してつまらなかったです。

あまりにも進歩が遅すぎて、勉強していても具体的に何かが作れるような実感が湧いてくることはなく、学習した先に何があるのか全く見えなかったために途中で挫折しました。

C言語をモノにするには時間がかかりすぎる

C言語挫折2

C言語は他の言語と比較して言語そのものが難しいため、学習するのに時間がかかります。

仮に一通りC言語の学習を終えたと思い、実際にC言語を使って仕事をスタートしても、本当に仕事で使いこなせるようになるまでには何年もの時間を要するでしょう。

また、学習環境の問題もC言語の習得に時間がかかる要因となっていると言えるでしょう。

現在、他のプログラミング言語はドットインストールやProgateなどのWebサイトで学習し、実践レベルまで行くことも可能ですが、C言語はWebサイトのみでは実践レベルまで行くのは現実的ではありません。

プログラミングスクールでC言語を学び、さらに実際の現場で人に聞きながら身に付ける必要があります。

C言語の開発現場はきつい

C言語挫折3

C言語は大規模な企業基幹システムやソフトウェアの開発で使われることが多いプログラミング言語です。

職場にもよりますが、C言語の開発現場は、現場に常駐して締め切りに追われながら朝から晩まで働かなければいけないケースが多くなります。

人それぞれ価値観があり、どんなことにやりがいを感じるかは人によって異なりますが、C言語は習得が大変なうえ、習得後も大変という事実が待っています。

C言語はフリーランスに不向き

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すでにお話した通り、C言語は大規模な開発に向いている言語です。

C言語ではアプリケーションなどの開発も行うことができますが、C言語を用いると制作に時間がかかってしまうため実際には別の言語が使われています。

そのため、フリーランスが個人で受注するような規模が小さい案件ではC言語が使われることはほぼありません。

プログラマーを目指す方の中でも、最初から将来はフリーランスになりたいと考えている人はC言語に手を付けるのはやめたほうがいいでしょう。

それでもC言語ができれば可能性が広がる

C言語挫折5

ここまでプログラミング初心者にはC言語から学習を始めることはおすすめしない話をしてきました。

しかし、C言語を習得できればプログラマーとしての可能性が大きく広がることは間違いありません。

C言語は人間にとっては難解ですが、コンピューターにとっては理解しやすい機械語に近い言語になるため、処理速度が非常に速いという特徴があります。

その処理速度の速さから、最近では人工知能(AI)やビッグデータ分析などの最先端分野で活用されています。

C言語を身に付けておけば、最先端の開発に携わることが可能となります。

まとめ

C言語を学ぶことにはメリットもありますので簡単にはC言語を否定することはできません。

しかし、やはりC言語は難しいプログラミング言語であることに変わりはありませんので、初心者が最初にスタートするプログラミング言語としてC言語を選択することはおすすめいたしません。

C言語の場合には、他の言語と比較しても挫折してしまう可能性が極めて高いと言えますし、最悪の場合、プログラミング自体が嫌になって他の言語に挑戦することも諦めてしまう可能性もあります。

初心者の方には、RubyやJavaScriptといった言語から学習をスタートすることをおすすめします。

どうしても初めからC言語を身に付けたい場合には、プログラミングスクールを利用して学習することを強く推奨いたします。

独学でC言語を学ぶよりもはるかに挫折する確率を下げることができるはずです。

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